クリップは編集中の書類に任意の文字列を挿入できるライトウエイトなスニペットです。よく使い回すソースコードはもちろん、定型のフレーズやアドレスなどあらゆる文字列をクリップとし、手早く挿入することができます。
もしクリップをテンプレートとして活用したい場合、クリップの挿入後に編集箇所を定義する プレイスホルダー も利用可能です。
プレイスホルダーの種類
- カスタム
- カスタムプレイスホルダーは、クリップとして挿入される青い印のプレイスホルダーです。自動的にテキスト入力カーソルが移動し、タイピングを始めるとプレイスホルダーを上書きするように入力し始めることができます。クリップに複数のプレイスホルダーが含まれている場合は 移動 メニューから 次のプレイスホルダー を選択します。
- クリップボードの内容
- クリップの挿入時、クリップボードに格納されている内容を挿入します。
- 今日の日付
- 今日の日付が挿入されます。挿入形式は システム環境設定 の 言語と地域 パネルから変更が可能です。
書類引用型のプレイスホルダー
これらのプレイスホルダーは編集中の書類から情報を引用し、挿入します。
- ファイル名
- 編集中の書類のファイル名を挿入します。
- 内包しているフォルダ
- 編集中の書類を内包しているフォルダ名を挿入します。
- 前の単語
- クリップの挿入ポイントの直前の単語を挿入します。
- 挿入ポイント
- このプレイスホルダーは挿入後、入力カーソルが移動され、すぐにタイピングをし始めることができます。
- 選択テキスト
- 文字列を選択した状態でクリップを挿入すると、選択された文字列が挿入されます。
サイト設定引用型のプレイスホルダー
これらのプレイスホルダーは作業中の サイト設定 ならびにサイト設定で定義されている内容から情報を引用し、挿入します。
- サイト名
- 現在作業中のサイト名を挿入します。
- ローカルURL
- 現在作業中のサイトのローカルURLを挿入します。
- リモートURL
- 現在作業中のサイトのリモートURLを挿入します。
以下のプレイスホルダーは ソース管理 設定で定義されている内容から情報を印象し、挿入します。
- 作者名
- 現在作業中のサイトの作者名を挿入します。
- SCMリビジョン
- 現在作業中の項目のSCMリビジョン名を挿入します。