OpenSSHクライアントに新たに発見された2つの脆弱性(英語)について公開されました。
影響のある製品
- Coda 1
- Coda 2 ターミナルタブおよびMySQLタブによる転送
- Transmit 4 (過去におけるすべてのバージョン)
影響のない製品
- Coda 2 ファイル転送
- Coda for iOS
- Transmit for iOS
- Prompt
- Status Board
対策方法
OS Xに搭載されているOpenSSHクライアントソフトウエアを修正されたバージョンにするため、AppleによるOS Xソフトウエアアップデートの提供が期待されますが、それまでの対策方法は以下です:
CVE-2016-0777
- ターミナル.appを開く
cd ~/.ssh/と入力し、returnキーを押すopen .と入力し、returnキーを押す- ファイル名
configをテキストエディット.appで開く - 先頭に
UseRoaming noを追記する - 保存し、ファイルを閉じる
CVE-2016-0778
クライアントソフトウエアが対応するまで、以下のSSH設定オプションを無効にする:
ProxyCommandForwardAgentForwardX11