ジャンプホストは通常、サーバに直接接続できない場合に使用されます。この場合ジャンプホストは安全なゲートウエイトして働き、ジャンプホストを通じて接続先のサーバに接続できる様にします。
現在のPrompt 3ではSSHサーバのみがジャンプホストとしてサポートされており、SSHおよびポートフォワード接続形式のみで利用できます。
Prompt for iOSでジャンプホストを構成する
まず、ジャンプホストとなるコンピュータ用にPromptで新しいサーバ設定を作成します。
次に、最終的な接続先用のサーバ設定を作成します。アドレスと認証情報を入力した後パスワード欄の下にある"ジャンプホスト"欄をタップし、ジャンプホストとして使用するサーバを選択します。以降このサーバを使用して行われるすべての接続は、指定したジャンプホストを使用します。
ジャンプホストとして使用できる既存のSSHサーバ設定がPromptに無い場合、“ジャンプホスト"欄は表示されません。
Prompt for macOSでジャンプホストを構成する
サーバ設定を作成、または編集する際、パスワード欄の下にジャンプホスト指定欄が表示されます。ジャンプホストとして使用できる既存のSSHサーバ設定がPromptに無い場合はiOS版Promptと同様、メニュー項目は無効になります。
SSH configファイルを使用する
Prompt for MacではSSH config
ファイルで定義したジャンプホスト経由での接続もサポートしています。ProxyJump
命令や config
ファイルの構成について学ぶにはGentoo Linux wiki(英語)などご参照ください。